さっき話したことを次から次へと忘れる。
話が噛み合わない。
昨日も説明したのに、今日朝からまた同じ話。
これは認知症なのか?性格なのか?
70代ぐらいになるとこれが認知症の始まりなのか、性格なのか判断がつきにくい。
脳の検査で異常がなければ大丈夫なのか。
他の病気がきっかけで一時的に錯乱しているのかもしれない。
老人が入院をきっかけに被害妄想と同時に認知症のような症状が出たりする。
看護師の親戚に聞くと、元々の性別が優しいと認知症の忘れ方も穏やかだが、逆にきつい人だと被害妄想や他人を疑ったり攻撃したりの方向に現れたりするらしい。
忘れ方が他人を疑ったり、攻撃したりするのは不安のあらわれとは思う。
徘徊などは自由に生きれなかった分、飛び出して行きたい衝動があるのかもしれない。
できれば、最期まで、周りに迷惑かけずにいたいなと思う。
忘れるって幸せな面もあるけど、認知症で忘れてしまってもつらい感情は消せないようだ。
認知症になるならないに関わらず、他人を攻撃せざるを得ないような感情をため込まず、素直に生きて、素直にありがとうと言える性格になれたらいいなと思う。
認知症の前にこじらせた性格でないことの方が他人に愛される秘訣なのかもしれない。