PTAはGHQが作ったって知ってましたか?
私は本部在任中に同じ本部をやっている仲間から教えてもらいました。
在任中はとにかく目の前のことをどうこなしていくか、要領よくするにはどうしたらいいかばかりで、読む本もそういったものが多かった。
情報も他の学校ではどうしているかなどを中心に集め、うちの学校ではどれなら実行できそうかといつも考えていた。
なぜGHQがPTAという組織を作ったのか?
今の教育問題って結局なんだろう?
と思いが湧き上がり、
池上彰の日本の教育がよくわかる本
を読んでみた。
PTA以外にも教育に関することが書かれていて教育について深く考えさせられた。
なぜGHQがPTAを作ったか要約すると、民主化のためらしい。
こわく言えば、学校を親と地域で見張るため。
見張る!って怖い…
けど、先生が大変な部分に親がお手伝いしたり、よりよくするためで、学校と民主的に話し合える環境作りでもある。
学校によっては、保護者を代表して、地域を代表して、校長先生や教頭先生と子供達のことを話し合う評議委員会があったりする。
いじめや問題行動があった時の学校の対応や危険な場所の確認など短い時間ですが、貴重な意見交換の時間がありました。
確かに、そういった委員会のおかげで先生方のことや学校のことがわかった。
本部仲間には、積極的に他の保護者からの意見をまとめて質問したり、まさしく保護者の代表としての役割を果たしていた。
色んなことがありすぎて、何のためにPTAがあるのかよくわからなくなっていたけど、意図がわかれば、枝葉がわかってくる。
GHQには洗脳など悪いイメージがあり、GHQに作られたPTAに対してあまりいい感情がなかった。
見張らないといけないとは思ってないけど、何かあった時に意見が言える場があることは安心感がある。
あまりにも枝葉の仕事ばかりでPTAいらないかな。と思ったりするけど小さいPTAでいいからある方がいいのかもしれない。