私自身、高校生の時、卒業ぎりぎり出席日数で何とか卒業している人間です。
原因は色々あります。
家庭環境、挫折、宗教。
今の不登校の子と通じるところがあるかはわかりませんが、私の考える宗教の弊害について書いてみたいと思います。
うちは何代か前から某宗教をやっていて、今から考えてみると両親とも変わった考え方だったなーと思う。
私が学校にあまり行けなくなったのは、やはり家庭環境がおかしくなってきていたのもあるし、自分の頑張りで思うようにならないことに絶望していたからだと思う。
宗教とは偏った考え方を植え付けられ、うまくいかなくなると因縁因縁言われ、とにかく自己反省。そして宗教活動に引きずりこまれる。
完全に自分を見失った、私と母親。
親戚中、同じ宗教もいれば、相反する宗教もいる宗教戦争の中で育った。
私の願いは変な宗教をしていないノーマルな人、家柄の人と結婚することだった。
それはめでたく成就し、ノーマルな人と結婚できて今は宗教のことをだいぶ忘れてしまった。
もしも、不登校で悩んでいても宗教にははまらないでほしい。
自己否定が強くなり過ぎて、自分を見失ってしまうから。
でも、宗教関係なく、とても大事なのは、徳を積むこと。
これは何を信仰してなくても、心がだんだん強くなると思う。
誰かの役に立つこと、ごみを拾うこと、寄付すること、掃除をすること。
色々あると思う。
宗教団体に入らなくても、いいことはできる。
変なものは信じないこと。
すがりたくなる時もあるかもしれないけど、宗教に振り回されないでほしい。
もちろん神に救いを求めるのは間違ってない。
偏った思想を植え付けられないよう、自分らしく生きてほしい。